大矢 享 院長への独自インタビュー

親族の言葉をきっかけに、歯科医師の道へ

私は音楽が好きなものですから、本当はそちらの方面に進みたいと思っていたんです。ところが、一つ歳上の従兄弟が歯科大学に進むことになり、その父親である歯科医師の叔父さんから、「一緒に歯科医師になってくれ」と頼まれてしまったんですね。つまり、私の場合は両親の希望というより、親族の希望によって歯科医師になったわけです（笑）。とはいえ、もともとプラモデル作りなどの細かい作業は好きでしたので、高校卒業後は神奈川歯科大学に進学しました。

開業から間もなく40年、地域密着型の歯科医院

私が大学で学んでいた当時は、歯周病について学ぶのがステータスのような雰囲気がありました。そのため、私も大学病院の歯周病学教室で3年ほど経験を重ね、『大矢歯科』を開業したのは28歳のときでした。思いがけないご縁やタイミングが重なって開業し、この地で診療を続けて40年近くになります。
当院は、取り立てて先進的な治療をおこなっているわけではありませんし、いわゆる「地域密着型の歯科医院」といったところでしょうか。人と人のつながり、患者さんとの信頼関係を大切にしながら、今日まで診療を続けてきた感じです。初めてお会いした頃は小さかったお子さんが立派に成長なさるなど、地域のみなさまと2世代、3世代にわたるお付き合いをさせていただいています。

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